INTERIOR SOLUTION

キャビン・インテリアソリューション

ESIのInterior Solutionは、キャビンレイアウトやHVACシステムをバーチャルテストにより最適化し、乗員の快適性とエネルギー消費量を予測するキャビン・インテリアソリューションです。電気自動車や自律走行車など新時代の自動車に合わせた革新的なインテリアレイアウトや機能の考慮した性能・システムの再設計を支援します。 

ESI Interior Solutionのメリット

  • 早期設計段階でキャビンレイアウト・季節/天候・乗員の体格などさまざまなシナリオをバーチャルで反復検証し、コストを削減 
  • 暖房装置やサーモスタットの最適化による快適性向上とエネルギー消費量削減 
  • 初期開発段階で熱性能の問題とその解決策を予測 
  • 数値解析専任ではいユーザーを対象とした使いやすいインテリア専用ソリューション 
  • 乗員・座席・キャビンを統合したシミュレーションで、熱的相互作用(伝導、対流、放射)を解析 

ESI Virtual Seat Solution was used to determine the exact position of an occupant settling into the seat. We also used the software to simulate the inflation of the bladders and to determine how the bladders could change the posture of the seated occupant. This information allowed us to place the multi-contour bladder positions appropriately in the seat. Thanks to ESI Virtual Seat Solution we have been able to model the seat behaviour and how it impacts the occupant’s position.

 

Missy A. Pereny
Seat Comfort Manager Lear Corporation

 

熱管理(サーマルマネージメント):範囲と快適性

次世代の自動車では、乗員一人一人が冷暖房システムをコントロールすることが可能になるなど、高性能な温度制御シートがエネルギー消費量にどのような影響をあたえるかを考慮する必要があります。快適性とエネルギー消費量のバランスは、相互に影響するパラメーターを特定し、あらゆる条件下で検証しなくてはなりませんが、実際に試験を繰り返し行うには費用と時間がかかり、また相互作用を考慮しないシミュレーションは誤った結果をもたらす危険性があります。  

ESIのInterior Solutionは温度調節や換気機能が付いたシートやHVACシステム全体を考慮したバーチャル実験を行うことができ、組み込まれた人間モデルを使って熱的挙動と快適性を予測します。またCFD技術を用いて車内の空気の動きや温度変化を予測し、シート・乗員・キャビン間の熱交換を継続的に解析します。 

乗車安全性 

高度に自動化された運転機能や自律走行車の出現は、キャビン設計に大きな自由度をもたらすことになります。自動運転機能によって運転の時間がより少なくなるドライバーは、よりリラックスすした姿勢を取れますし、車内の移動や後部座席の空間の使い方も多様化していきます。 

ESIのInterior Solutionは高精度なシートモデリングによって、様々なオプションをシミュレーションすることができ、実物試作品の数を減らすことでコストを削減し、常に変化する規制に対応しながら、バーチャル事前認証が可能です。 

快適な乗車体験

自律走行車のシート設計を統合することで、シートアレンジの自由度は大幅に広がり、向かい合って座ることも、走行中の車内レイアウトの変更も可能になります。またカーシェアリングの普及により、快適性の個別化が必要とされています。 

通常、座席の快適性をテスト・認証する場合、インテリアとシートのプロトタイプを作成し、ボランティアの協力によって、圧力マップの分布を解析しますが、実際は座席と居住性の観点から、いくつかの人間工学に適合しなければならず、また結果はボランティアの気分にも左右されます。そのため、後期開発段階で設計の変更が生じることがあり、コストと時間の増加を招くこととなります。 

ESIのInterior Solutionは1つのコアモデルで乗客の居住性・座席の静的快適性/動的快適性などのバーチャルテストを複数の人間モデルを用いて行い、圧力マッピングや複数のシナリオを反復テストすることで、シート・インテリアの性能を比較・検証できます。またシートの振動吸収性と長距離走行時の快適性を予測・評価し、熱的快適性と音的快適性をバーチャルテストすることも可能です。 

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